ハイクオリティの税理士

産業界、事業運営の内容変化により設備・施設の追加、改修が行われているが、あわせて機器設備の増加にともない、図面と現実の設備との不一致が発生してきている、竣工図に、通信関連の情報の欠如が見られる、メンテナンス費用として年間一〇億円弱の支出があるが、発生主義的、場当たり的な対処と見られる部分がある、などの現状が見えてきた。 そこで、新たな施策として、計画の系統図、コネクタ、コンセント・機器位置などの物理的設置位置の図面化が必要とされた。
また、容量・通信トラフィック、分電盤、HUB等の結線数、未使用コネクタなどの余裕把握、メンテナンス記録、機器配線・配管佐置の確認をした。 これらの不備に対し、すべての建物台帳というデータベースの入力に現在取り組んでいる。

専門部署設立と並行して賃借コストの大幅削減を実現組織改革とファシリティサービス部の発足オフィスコスト削減を支援する立場のTが、自社ではどのようにオフィスコストを削減したのかを紹介したい。 Tでは大規模な組織改革を一九九六年一〇月に実施した。
この組織改革はこれまでのものを一八〇度転換したもので、Tの顧客をいちばん上にもっていき、顧客と接する営業部門、そしてその下に営業を支援する部門、さらにその下に本社を住置づけるという逆ピラミッドの構成にした。 このように、営業部門を中心とした収益に関する部隊(天)を位置づけ、人に関わる部門つまり人事を中心としながらその配置やリストラなどの企画を司る部隊(人)と、従来最後に、Tの組織備成の考え方はこの模式図によく表されている。
またCS(顧客満足)を第一に掲げる企業体制にふさわしく、一番上に位置するのが顧客である。 次に営業本部が統括する営業部門や高品質供給の部門が「天」となり、管理統括部門が「地」となり、「人事組織統括部門」が「人」となる布陣が想定されている。
顧客層を厚くし、管理を担当する部門と「小さな本社」になるような意図である。 FMを担当するファシリティサービス部は「地」の位置にある。
総務部門を中心としながらも冠婚葬祭や株主総会準備といった人的な業務を省き、完全にファシリティだけを中心としたファシリティサービス部(地)という三つのディメンションで組織を構成し直している。 ファシリティサービス部では、従来の複合業務で構成されていた総務部門を完全にファシリティサービス業務にしぼったところがポイントである。

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